海の都の物語第二巻を読む


著者:塩野七生
出版社:新潮文庫

見開き要約

2巻の要約

ヴェネツィア共和国は十字軍の熱狂に乗じて東地中海に定期航路を確立し、貿易国としての地歩固めに成功。異教徒との通商を禁じるローマ法王を出し抜き、独自の経済技術や情報網を駆使して、東方との交易市場に強烈な存在感を示した。宗教の排除と政治のプロの育成に重点をおき、強力な統治能力を発揮した内政にも裏打ちされた「ヴェネツィア株式会社」の真髄を描き出す。





目次

2巻の目次

カバーの絵画について

第四話 ヴェニスの商人
交易商人(その一)/資金の集め方/交易市場/マルコ・ポーロだけではない/定期航路(ムーダ)の確立/海上法/羅針盤と航海図/船の変化/中世の“シティ”/交易商人(その二)

第五話 政治の技術
共和政維持の苦労/政教分離/政治改革/クィリーニ・ティエポロの乱/「十人委員会」/元首ファリエルの乱/政治と行政

図版出典一覧

感想

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