戦時下の漫才や落語の記録を紹介するのが本書。 お笑いブームに盛り上がっていた中、国際情勢が経済のつまずきから軍事一色に染まっていったという流れは文化面からみても面白く、戦争だからこそ娯楽が必要だったということだろう。 全般内容としても面白いが、漫才という単語を今を(も)時めく吉本興行だったとは知らなかったと言う点が一番興味深かった (2007年10月記す)