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「世界の教科書は日本をどう教えているか」を読む


著者: 別枝篤彦
出版社:朝日文庫

ある意味期待した朝日本と思いきや違ったようだ(検定教科書に批判的と言えども、更に[中共や朝鮮]の国定教科書に批判的だったり、戦前戦中の日本の良い面もいくらか引用している)。
初版が十年以上前だけある点を踏まえても、使っている引用書物が三十年前とかがざらである点は突っ込まねばなるまい[なにせ各国の教科書の日本情報(戦前情報だったり、四大公害がクローズアップされてたり)が古いと批判しているんだぜ]。
ただほんの少し前まで日本について、どのような誤解有る教育を受けていたかを知ることが出来る。たとえば英では誤謬だらけの記述だったり、ケニアや独国では正確だったりなどは興味深い点だ。
また興味深いのは本書であえてあまりふれていない中国朝鮮情報だ。朝鮮は特段すべき情報はないが、中国はこの頃は日露戦争を教えていたらしいのだ。これは現在の教科書が完全に無視しているのに比べ遙かに進歩的だったことを意味する。つまり中国は教育レベルでは退化し、共産主義洗脳と日本悪化傾向になっていると言えるだろう。

あとこの本の苦言。引用箇所がわかりにくい。著者の意見と引用箇所の区別がわかりにくい。致命的欠点であろう。
(2006年2月記す)


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