「魏志倭人伝・後漢書東夷伝・宋書倭国伝・隋書倭国伝」を読む


著者: 石原道博訳編
出版社:岩波文庫

これも古事記を読み出したのと同じ理由である。
古代史への激しい興味を抱いているが、元の情報が不足による通説や異説に振り回されないために、最低限の教養として手に取った次第である。
事実自身で読んでみてこれはと思うところもあれば牽強付会に感じる部分もある。本書なども古い通説によっているせいもあるが、脚注に突っ込みどころが多い。
邪馬台国についてはあらためて九州説と思ってのであった。なんといっても山島。またあらためて唐突で出て来る阿蘇山などにも驚きを隠しなかった。色々な疑問を抱かせるのが古代史である。
(2006年5月記す)






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