これも旧唐書の記事の流れを知っておきたかったからという理由で読み出す。 そのためもあって本当に興味持って読んだのは旧唐書倭国伝および日本伝のみであったが、それでも宋書は天皇家の羅列や地域の羅列が面白く、このような細かい記事があることを再認させられた。 元史は元寇記事に終始されるものの、その元側の内幕がわかったところには興味が向くだろう。 日本史ファンならば客観的視点で記載された外国史料として読んでおいて損はない。 (2006年11月記す)